カテゴリー「お金の話」を増やす理由

お金の話

こんにちは、もも海です。
「きみよせ」のカテゴリーに関しまして、「(仕事がつらいなどの)モヤモヤ解決」「引き寄せの法則」と新たに「お金の話」を追加をしたいと思い立ちました。
カテゴリーはトップページの各記事の画像の左上だったり、サイドバーだったり、記事の終わりだったりに表示されています。話のテーマ分けみたいなものです。

テーマが2本柱でも多いかもしれないのに、なぜさらにもう1本柱を増やすのか。
「きみよせ」を通してお伝えしたいことが変わる、訳ではないという理由をきちんと記していた方が誤解がないかもしれない。そう思い、今回記事を書いています。

次回の記事の冒頭で触れることも考えましたが、趣旨しゅしが記事の中でブレてしまうため分けました。お付き合いいただけると嬉しいです。

貴方と豊かになっていきたい

まず最初の理由が、物質的・金銭的にも貴方と豊かになっていきたいからです。
これが一番大きな理由と言えます。
こちらにも記しましたように、「きみよせ」という名前には「輝く未来を引き寄せる」という意味合いを込めました。

もちろん、自殺者が毎年たくさん出ている、絶望しやすい現代、うっかり「しにたいな」とよぎってしまうこともあります。未来に希望を持つのが結構大変と仰るご意見も、私もそうだったので分かります。

その上で、「しにたい」をこえた、合わない環境から脱出した先に幸せなことが待っていました。だからこそ、「人生最後の日をいつにするか具体的に考えなくて本当に良かった」と胸を張って言えます。貴方にも私に訪れたような幸せが待っているはず、とも期待を込めてお伝えできます。

しかしながら、気持ちや状況がマイナスからゼロ、プラスへ移行する際に立ちはだかった問題がありました。そうです、金銭面の心もとなさです。

お金があれば買える安心や幸せがある

引き寄せで得られる面ももちろんあります。私も手帳に書いたら叶って驚きました。
ただやはり、焦っている時期や口座の引き落としを心配しないといけない時期は、気が気でなくなる瞬間が1日に何度も訪れてしまいます。

ただでさえ気持ちがマイナスに傾いているときは、投資やご褒美と称した浪費などが多発しやすい、そんな危うい状態になりやすいですからね。(詐欺や宗教のカモになりやすいとも言えます、悲しいことに……)

私の場合、変に自尊心が削られてしまって「私がこんなにお金を持っているのはおかしい」みたいに新卒の頃思っていましたし、その後遺症が未だにあります。

「お金がすべてではない」と口で言うのはたやすいです。
貴方の晴れやかで上向きな未来を構成しているものの中で、お金が隅の方に追いやられていても構いません。お金が中心である必要はないでしょう。

とはいえ、住みやすい家や、美味しいご飯、快適な生活、日々の楽しみ、貴方や貴方の大切な人に関する将来にわたる安心など、様々なものが、お金がある程度あれば手に入りますよね。
よほど極端な環境に身を置かない限り、お金に背を向けて「幸せです!」と言い切れる人はそうめったにいないはずです。

子どもたちに関しては複雑な気持ちになるためいったん置いておきます。
(お金関係なく「幸せだ」と思っていてほしいような、お金の知識など子ども時代のちょっとした差が大人になる頃天地の差に化けることもあるので知っていてほしいような……)

金銭の心もとなさを解決し、ある程度のお金(または定期的に受け取れる収入)があれば、かなり精神的に楽になります。私は心の重りがふっと消えたような感覚を覚えました。
なので、「輝く未来を引き寄せる」ためにはお金の知識もあった方がより良いと考えています。

私も道半ば

「きみよせ」で「お金の話」をするのをためらっていた理由として、「私自身がまだ成功している訳ではないのに、話しても仕方ないのではないか」というやるせないものがありました。
そうは言っても、道半ばだったとしても言えることがあるのではないか、知識がないからこそ陥ってしまうこともあるのではないかと考え直しました。

一応2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格は持っています。
「お金に関する知識を幅広く備えて相談者の夢や目標が叶うように一緒に考えてサポートする専門家」のように下記サイトには紹介されていました。

日本FP協会
日本FP協会公式サイトです。日本FP協会はファイナンシャル・プランニングの重要性を伝えるとともに、質の高いファイナンシャルプランナーの育成を通して、社会全体の利益の増進に寄与する特定非営利活動法人(NPO法人です)

貴方よりお金の知識に関しては持っている可能性がある。もしそうであれば、その知識を共有することで、貴方の未来をより良くする手助けになれるのではないか。
そんな気持ちがむくむく湧いて止まらなくなったため、「お金の話」を追加しようと思い至りました。私もまだまだ、全然大したことがない有様ですが、少しずつ貴方と輝く未来へ向かえたら嬉しいです。

ちょっと怖い話をします

ステキな話ばかりできたらいいのですが、ここでちょっと怖い話をお伝えいたします。
貴方は、彼をご存知でしょうか。

野原ひろし

そうです、『クレヨンしんちゃん』の主人公・野原しんのすけのお父さんです。(以下「ひろし」と表記します)

今年の6月クラフトボスとのコラボCMも配信されていましたね。
しっかり働いて育児にも協力的なお父さんとして、とても支持を集めています。ここ数年の「理想のパパランキング」でも常に上位で、2019年の20~30代女性対象に行われたものでは3冠を達成していました。
そんな、女性の支持を集めるひろしを構成する要素を少し挙げてみましょう。

  • 180センチの高身長
  • 35歳で商社の係長、年収650万円
  • 優秀な仕事ぶりで上司に気に入られ、同僚との仲も面倒見がよく良好
  • 郊外に庭付き戸建てのマイホームと普通車を所持
  • 専業主婦の妻と子ども2人、犬を養う
  • 家族を愛しており、育児にも積極的に参加
  • (きれいな女性には弱いが)基本的には妻一筋
  • 小遣い月3万(部下におごることもあるため不足しがち)
  • 足の臭さを武器に、勝てそうもない敵へ家族を守るため挑む(主に映画版)

挙げていてなんだか泣きそうになったのでこの辺でやめます……。

これらの要素を全て兼ね備えるひろしの、何が怖い話か、もうお分かりかもしれません。

彼は平凡の象徴だった

そうです、連載当初ひろしは「平凡の象徴」だったはずなのに、いつの間にか「恵まれた男」に変わっていたんです。

最初期のアニメでは「月収は手取り30万円でしんのすけやみさえからは『安月給』とバカにされている」描写があったと知った時、胃がギュッとなりました。

上に挙げたような要素を全て兼ね備えた人物を、今探すのは結構ハードルが高いですよね。某結婚応援企業の代表の方もこんなことを仰っていました。

年収1,000万の男性との結婚をご希望の女性には、「貴方が1,000万稼いで、男性は癒しと思って探した方がよほど早いですよ」とお伝えしています。

一理ある話です。稼ぎに加えて育児への参加や妻に一途という、ひろしのような方を探すのは大変でしょう。もちろんそれは、20代30代の結婚や子育てを前向きに考えている男女のせいではありません。

ひろしが「平凡」だった頃と今

ひろしが世に出てきた、臼井儀人先生が『クレヨンしんちゃん』の連載を開始した1990年夏、日本はバブル経済という景気が良い時代でした。
その頃と今では、様々な要因で給料の手取りが下がっています。

あくまで一例です

他にも「ボーナスから社会保険料を天引き」とか「諸外国の金利上昇→原価高騰→値段上げるか内容量減らすかで対応」とかが、まだ行われていなかった影響もあります。
なので一概には言えませんが、手取りでもらえるはずだったお金がこの30年でかなり減ったのは間違いないでしょう。よく言われる「相対的に見て貧富の差が開いた」状態が今です。

どんよりする事実を載せてしまいました。
しかし、これを踏まえて、(ひろしとは少し違う形であっても)豊かになるにはどうしたらいいのかを一緒に考えていきたいのです。

今回、知らない間に少しずつ変わっていった前と後を比較する形で表しております。そのため、劇的ビフォーアフターな印象が強いかもしれません。

上の表の1990年の負担を2020年の負担に一気に変化させると、当然ですが猛反対をくらいますよね。消費税だって、0%から3%に初めて導入される前に、えらい抗議をくらって何度も廃案になっていました。

そのはずなのに、なぜか、今は大変な負担を強いられています。
聡明な貴方ならもうお分かりですよね。

知らない間に「教育」されている

そうです、繰り返しメディアなどで「仕方ない」と思い込まされてきたからです。
数字のマジックや、不都合な真実を隠したうえでの結論、その他色々な手法で、私も小学生の頃には「次世代のために我慢しないといけないんだ」と信じていました。「このご時世」論法です。

まあ本当に「次世代のために」お金を使っていたとしたら、今のように超少子高齢社会や、若者の貧困、生涯未婚率の増加などの問題がここまで酷くはなかったのではないかという疑問は湧きますよね……。

数々の問題が引き起こっても、印象操作や論点のすり替えなどでたくみに私たち大多数の国民は誘導されてきました。

もちろん、必死で生きてきた私たちが悪いという話ではありません。
ただ、江戸時代のように身分制度が明確にあるわけではない現代、「おかみの言うことがなんでも正しい」とか「俺たち庶民は文句言いながら諦めて従うだけさ」とか言っている場合なのだろうか、と疑問には思ってしまうのです。

統治者にとって都合の悪いことは知らなくてもいいこと、なのでしょうか。
日本は何十年も前から国民が主権(国家における最高の統治権)を持っているのに?

若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。

竹中平蔵 大手人材派遣会社・パソナ取締役会長

こんな風に言われても、「奨学金があるからブラック企業でも辞められない(≒豊かになるための時間が作れない)のは仕方がない」とか「お金の話をするのはいやしい」とか「成功なんて私には縁遠い話だ」とか、失望しながら搾取さくしゅされ続ける。そんなことをしていれば、メンタルを崩したり「しにたい病の先」へいってしまったりしても道理ではありませんか。

もったいない。
少し考え方やお金について詳しかったら、いかなくてもよかったはずの道へ進んでしまうだなんて、あんまりです!

知ったうえでの選択と、知らずに取らされた選択は、たとえ同じ結論だとしても全く異なるものだと強く思います。

引き寄せの法則では、富は無限にあると言われます。
たしかにウォレス・D.ワトルズが『富を引き寄せる科学的法則』(The Science of Getting Rich)を世に出した1910年と比べたら、多くの人が夢を叶えていった結果、想像も出来なかったほど世界は豊かになっていると言えるでしょう。

(かの天才・手塚治虫も、携帯電話の台頭は予測できなかったことが『鉄腕アトム』の主人公アトムが電話を借りに行く描写から分かるそうです)
ただ実際に起きたこととして、私たちから吸い上げられたなけなしのお金で、一部の方々がさらに潤ったという話もあります。

矛盾しているようで、この2つが両立してしまっているのであれば、ごまかしや忖度そんたくのない知識を得る必要がある。そう思われませんか?

ウォレス・D.ワトルズは高校生だった私の価値観を根底から変えてくれた作家なので、別の記事で改めて紹介いたします。

まとめ

思いのほか長くなってしまいました……。
カテゴリー「お金の話」を増やす理由ですが、まとめると2点です。

  • 豊かで幸せな人生を共に目指したい
  • お金に関する知識を一緒に増やしたい

マイナスからゼロ、そしてプラスへ向かうために。
豊かになるための、お金との向き合い方を一緒に知っていただけたらとても嬉しいです。

前出のウォレス・D.ワトルズを始め、引き寄せ絡みのお金の話につきましては、カテゴリー2つにまたがってご紹介していく予定です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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