こんにちは、もも海です。
日々、ぼんやりとモヤモヤすることってありますよね。
仕事のこと、恋愛のこと、お金のこと、先行き、将来のこと――。挙げていったらキリがないくらい、「どうなんだろう?」と不安になる日もあると思います。
そんな時、私にとって何度も力になってくれたものが「ダヤンのフォーチュンカード」です。
貴方の力にもなれるのではないかと思われますので、どうぞご覧ください。
ダヤンとは?
ご存じな可能性が高いとは思うのですが、念のため最初にご紹介させてください。
猫のダヤンは、池田あきこ先生が創造する「わちふぃーるど」を舞台とするお話においての、主人公です。
絵本や文庫などの書籍もたくさん出ていて、ダヤンの仲間たちもかなりいっぱいいます。私は小さい頃からジタンの目に惹かれていました。
そんなダヤンは、革工房「わちふぃーるど」のシンボルとして1983年初めて描かれ、その後最初の絵本が発売されたのが1988年でした。
そのため、2018年から猫のダヤン35周年「ダヤンとふしぎな劇場 池田あきこ原画展」が全国ロード開催されています。私がこの本をはじめ、数多くのダヤン達が描かれた商品を手にした機会も、この原画展でした。
その時購入したマグカップ4種は底へも絵が描いてあり、可愛くてほっこりします。
ダヤンのフォーチュンカード
上記リンクをご確認いただくと分かるように、表紙から愛らしい仕様になっています。
使用するカードは30枚(+1枚)で、そのどれもに当てはまることが1つ目の魅力です。
絵柄がどれも可愛い
見ていて嬉しくなるくらい、可愛い絵柄が並んでいるのが、上記リンクに載っております見本からもお分かりいただけると思います。
個人的に購入してよかったと感じる一番のポイントはここです。表紙から癒されます。
「わちふぃーるど」の絵柄が魅力的ということを、わざわざ説明するのはかなり野暮な気がしてきましたので、続いての魅力に移りましょう。
占い部分の著書が鏡リュウジ先生
2つ目に、表紙にもある通り、占い部分を書いているのはあの鏡リュウジ先生なんです。
心理占星術研究家で、西洋占星術の第一人者と言われています。数々の著書を手掛けられ、テレビにも出演されていました。個人的にはLINE占いでよく表示される方という印象です。
マザーグースの世界が元になっている
その鏡リュウジ先生が、ダヤンの作者・池田あきこ先生とマザーグースの世界を元に、この「フォーチュンカード」が生まれました。
マザーグースについての説明が「はじめに」に載っていたので引用します。
「きらきらひかる 夜空の星よ」「ロンドン橋落ちた…」
幼いころから耳にしてきた歌。それがイギリスの童謡であるマザーグースからきていることをご存じでしたか?(中略)「かごめかごめ」のような日本のわらべ歌もそうですが、こうした古い歌には「作者」がいません。イギリスの場合は、古い子供向けの詩を総称して「マザーグース」と呼び、作者とおぼしき人物を同じ「マザーグース」という名称で呼んでいます。
『ダヤンのフォーチュンカード 占いブック』p2
昔から語り継がれているものって、真実や人の心に響く何かがあるからこそ、淘汰されずに現代まで続いていますよね。
また、歌は元来、字が書けない人にも何かの教えを伝えようとしたものという性質を持っています。日常は大変だけど楽しいよとか、主とともに在るのだから心配しなくていいよとか。朗読を一言一句覚えるのは難しいですが、歌なら何度も歌えば自然と口が覚えられるからです。
わらべ歌というのは、謎に満ちています。その詩は、大人たちにとってはナンセンスと感じられるような内容にもかかわらず、子どもたちはそれを喜んで聞いて、歌っています。韻とリズムをいかした音の響きは、人々の意識を変えて、異世界への扉を開いていくからではないでしょうか。
奇妙ななぞなぞのようで、時にちょっとだけ不気味でもあり、でも魅惑的。これがマザーグースにも見られる特徴です。
『ダヤンのフォーチュンカード 占いブック』p2-3
音楽にも、一定年齢以上の大人には中々受け入れられなくても、若者にはカリスマ的人気を誇るアーティストっていますよね。
それと同じように、子どもへ特に刺さるジャンルの、かなり古くからあるのが「わらべ歌」であり「マザーグース」なのかもしれません。
マザーグースを口にすることは、昔の人々の息吹と同調し、そして大人も純真な子どもの心へと立ち戻り、目に見えない世界と素直に交信する小さな魔法なのだとぼくは思うのです。
このマザーグースを元にした「フォーチュンカード」は、池田あきこ先生の絵と訳によってそんな魔法を今に蘇らせようとしたもの。ここには一応、ぼくの解釈を載せてありますが、ここから受けるメッセージは本来、人それぞれであるべきです。
『ダヤンのフォーチュンカード 占いブック』p3
自由に、マザーグースのリズムに身をゆだね、想像力を膨らませて、過去と未来が溶け合ったリドル(なぞなぞ)の世界からメッセージを受け取っていただければ幸いです。
話に惹き込まれる、納得しやすい
4つ目の魅力をお話しする前に、この「フォーチュンカード」の使い方を見てみましょう。
①占いたいことを頭の中で整理する
なるべく具体的かつ簡潔に、アドバイスを求める姿勢で
たとえば「今やっている仕事で大切なことは?」
②カードをテーブルの上に裏向きに置く
③深呼吸してから、カードを両手で丁寧にシャッフル(かき混ぜる)
④シャッフルしている間、マザーグースの詩から星を歌う言葉(後述)を唱える
(実際に唱えても心の中で呟いてもOK)
⑤納得いくまでシャッフルしたら、裏返しのまま気になる1枚を選ぶ
⑥その1枚を表に返す
そのカードが貴方へのメッセージ
⑦カードの解説ページを見て、メッセージに込められた意味を読み取る
星を歌う言葉、言い換えると「呪文のことば」なのですが、これを唱えながら無心で引いているからか、心にストンと落ち、納得できることが多いです。
カードに書いてあるマザーグースの訳も解説も「なるほど」とよく思わせてくれます。
ちなみに「呪文のことば」は解説等載っている占いブックにも載っていますが、下のような呪文カードが用意されているため、混ぜながらでも読み上げやすい仕様です。なので、私はなんとなく覚えていつつも、基本的にそれを見ながらカードをぐるぐる混ぜています。
私はかき混ぜている間何度でも頭の中で唱えるのですが、友人にやってもらった時は一度だけ唱えて後は無心で混ぜたと教えてくれました。ご自身が「叶いやすい」と思うやり方で気になるカード選んだらいいのだろうと思います。
Wish Card
占いブックには1の「Hope希望」から30「Independence独立」までの解説が載っています。
しかし「使用するカードは30枚(+1枚)」と先述した通り、特別なカードも加えた上で1枚を選んでいきます。その特別なカードが5つ目の魅力、「Wish Card」です。
“願いは叶う”という意味を持つ、最強のラッキーカードです!
『ダヤンのフォーチュンカード 占いブック』p8
このカードをひいたあなたは、「愛」「富」「知性」すべての分野においてラッキーで、「希望」に輝いている、最高の運の持ち主。カードに示された4つのキーワード(Hope希望、Sweetness甘美、Wealth富、Wisdom知恵)がすべて当てはまりますので、それぞれの解説ページを参考にしてみてくださいね。
このカード、背景が他と違うんです。他のカードは白を基調としていてトランプみたいな印象なのですが、「Wish Card」は赤を基調としているので目立ちます。しまう時に!
私、これまでに何十回と占ったのですが、まだ一度も「Wish Card」引けていません。
選んだカードの解説を見て自分なりに意味を咀嚼した後、しまう時に「Wish Card」探してしまうんですよね。「大当たりまでの距離はあとどのくらいだ!」って。
数カ月前までは混ぜた山の下の方に、半分を過ぎて「まだ出てこないのかな」と思い始めた頃ようやく出てきていました。それがここ数回は一番上の、「このカードとどちらにしよう」と思った片割れとして登場してくれるように変わってきたのです!
30枚のカードもメッセージとして当たりなのですが、大当たりが当たるかもしれないと思うとウキウキしますよね。その楽しみを毎回、31分の1の確率で楽しめますので、魅力として紹介いたしました。
当たったと実感した体験
まとめに入る前に、私が「あっこれ当たったぞ!」と思った体験をご紹介します。
ブログを始める直前
4月から「きみよせ」を始められたのは、あるご縁に恵まれたからこそでした。
色々教えてくださる師匠との出会いです。
頭の中を「どうしよう」ばかりが渦巻いて落ち着かない日々を過ごしていた頃でした。師匠から初めて声をかけてもらった日の夜、ワクワクとドキドキがないまぜになったまま「フォーチュンカード」を引いてみました。
出たカードは「Calling天の声」。
このカード、31枚の中で1回も引いたことのないカードが結構ある中で、片手で足りないほど出ている、不思議となじみ深くなったカードなんです。
このカードを引いたら、それは天からの声を感じ取りなさいというメッセージです。
何かピンとくるようなインスピレーションを感じるかもしれません。「自分の使命はこれだ!」と思えるような瞬間や天職に出会えることもあるでしょう。(中略)直感を研ぎ澄まして、そうした目に見えない世界からの声や呼びかけに耳を傾けてみましょう。きっと見えない力が正しい方向へと導いてくれます。
『ダヤンのフォーチュンカード 占いブック』p21
この解説を読み、そういえば私は前々からブログを創りたいと言いながら、結婚だブラック企業の仕事だなんだと言い訳しながら後ろ倒しにしていたなと気づきました。
なら今回のご縁をチャンスと考えていいのでは? と思考の方向をその時定めたのです。
その後、ブログを作る決意を固めて「やります」と言った日には「Independence独立」、ブログを作成するために四苦八苦している頃に「Home家」のカードを引きました。意味はそれぞれこんな感じです。
あなたにはあなたにしかできないことがあって、それを行うことで自分の存在を示しなさいということを暗示しています。(中略)
『ダヤンのフォーチュンカード 占いブック』p69
あなたもこの先大きく飛躍できるはずです。自分の力を信じてください。
「自分の居場所を探して、つくる」ことを表しています。(中略)
心から寛げる空間や、自分が求められている場所という意味にも解釈できます。
このカードを引いた時は、そういう自分の居場所をしっかり確保することが重要だということです。あるいは、「基礎を固めなさい」「足元を見なさい」という暗示かもしれません。(中略)しっかりと地に足をつけて、自分の居場所について考えるべき時なのです。
『ダヤンのフォーチュンカード 占いブック』p25
よくもまあこんなドンピシャなカードが出たな、と正直驚きました。
ちょうど、まさに、欲しかった言葉を「フォーチュンカード」からもらえたのです。
他にもいくつか「ちょうど今この状態を指しているわ」ってカードが出た経験はありますが、立て続けに頷くしかないカードが出た、そんな印象が最も強い話をさせてもらいました。
貴方にもぜひ一度、体感していただけたらとても嬉しいです。
まとめ
いかがでしょうか。
ダヤンのフォーチュンカードの魅力として、5つお伝えしてきました。
- 絵柄がどれも可愛い
- 占いを担当しているのが鏡リュウジ先生
- マザーグースの世界を元にしている
- 話に惹き込まれる、納得しやすい
- 「Wish Card」という大当たりが31分の1の確率で出てくる
ぜひお手に取って、日々のちょっとした「これは?」と悩んだ際の道しるべとしてお試しください。使っていない時でも、表紙をこちらに向けておくだけでダヤンの可愛さに癒されるのでオススメです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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