なりたい未来に向かう行動を楽々するため知っておきたい潜在意識の6つの特性

引き寄せ

こんにちは、もも海です。
このような決意表明をする機会、時々ありませんか?

よーし、今日から〇〇するぞ!

たとえば下記のような、今より良い未来のために頑張ろうとする機会です。

  • 5時に起きて朝活しよう
  • 勉強時間を1日〇分とろう
  • 健康のために散歩しよう
  • 寝る前にスマホを見るのは控えよう

ただ、私がそうだったのですが、決意したことの数に対して達成できたことの数、明らかに少なくなってしまいませんか?

そしてそれは、「貴方の意志が弱いから」では決してありません。
脳、もっと言えば潜在せんざい意識によるものです。

逆に言えば、その潜在意識の特性を知って、味方にすれば、今より楽に
「こうなりたい、今日から〇〇するぞ!」
と決めたことを今よりも簡単に達成・継続出来るようになります。

より良い未来へ向けて知っていきましょう!

潜在意識と顕在意識

6つの特性について触れる前に「そもそも潜在意識って?」という話をさせてください。

文字通り、潜っている意識?

と思われた方、それも正解です!

私たちが日々「○○しよう」などと考えている、意識のあることを顕在けんざい意識と言います。
それに対して、潜在意識は考えようと思って考えているものではありません

95%が潜在意識

顕在意識と潜在意識は、よく「氷山の一角」に例えられています。

大部分が水に隠れて確認できません。

水面から出ていて見えている、意識できる部分が顕在意識、水面下で意識できない部分が潜在意識です。
その比率は一般に、顕在意識が5%前後、潜在意識が95%前後と言われています。

もも海
もも海

潜在意識、圧倒的な割合ですね!

またこう表現している本もありました。

私たちの感情習慣を生み出している「心の奥底(潜在意識)」

『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』

そうなんです、95%という過半数どころかほぼ全てに近い割合を占めている、潜在意識によって私たちは日々行動しているのです。

もちろん恩恵もあります。
たとえば歯磨きをする際、どの歯からどういう順番でどう磨こう、なんて毎回頭で考えなくても、手がいつも通りしゃこしゃこ磨いてますよね。
「無意識のうちに」「なんとなく」で動けたら、考える労力が節約できるため、習慣化できたものに対しては私たちの強力な味方と言えるでしょう。

では、逆に、培ってきた習慣を変えようとしたら

一筋縄ではいかない、ハードルや障壁として立ちはだかるわけです。

もも海
もも海

高校の先生から聞いた実体験を例として挙げてみます。
「早起きして読書する習慣を身につけよう」
と思い立ち5時にアラームを設定していたら、朝、

「今日は休みだ寝よう」
と確信していつも起きる時間まで二度寝してしまったそうです。
私も似た経験があるのですが貴方も、そんなご経験ありませんか?

私たちの行動を支配していると言っても過言ではない、強力な潜在意識・無意識の力。
それを味方にするために、何に反応し、どういった特性があるのかを次から見ていきましょう。

潜在意識の6つの特性

変化を嫌う

まず、先ほどの例でもありましたように、「今まで通りでいよう」とする強制力を持っています。

考えなくても半自動的に出来ていたことに関して、意識して変えようとぎこちなく試行錯誤する。
そんな期間が必要になるのもこれが原因です。

今までの成功体験を大事にする

なぜ今まで通りでいようと変化を嫌うのか。
それは、未知へ挑戦するよりも、成功体験のあることを大切にするからです。

前これで成功したし、出来る出来る!

こんな風に思えるかどうか、で言えば、やったことがないことに関しては当然「どうなるか分からない」ですよね。
そのため無意識に、今まで通りの「これでいいんだ」を求めてしまいます……。

夏休みの宿題等、「大変な課題を短時間で終わらせた!」という体験ありますよね。

ただこの成功体験を一度でもしてしまった場合、脳にとんでもない量の快楽物質分泌ぶんぴつされるため病みつきになるそうです。
そして「また溜めこんでもできる! だって前大丈夫だったもの!」という判断を無意識にしてしまい、ギリギリ癖がついてしまいます……。

「早めにコツコツした方が、自己肯定感上がったり、穏やかでいられたり、次に早く進めたり、トータルでいいものができたりする」
という小さな成功体験の積み重ねで修正していけなくはないはずです。
(もしギリギリ癖がついてしまっている場合は――私も仲間です、頑張りましょう!)

一度決めたことをすぐには変えられない

このように変化を嫌うからこそ、一度無意識のうちに出来るくらいになったルーティン、すぐには変えられません。脳は顕在意識でいちいち考える(頭を使う)回数を極力節約したいからです。

ただ逆に、「予定した時間が来たらとりあえずその作業をする」等の新たに決めたことを繰り返し、習慣化出来たとしたら。
潜在意識が「これは必要なことなんだ」と認識して苦もなく出来るように変えることが出来ます。

もも海
もも海

最初の1週間が1番しんどいと思いますが、今のまま停滞してしまうよりは少しでも進歩出来たら嬉しいですよね。
やる気を出して続けていくのが結構大変かと思います。
その場合は下記記事もご参考になさってください。

長続きできないと悩む際の4つの解決案~やる気を味方につけよう~
「興味があって始めてみたのに、長続きできないことを悩む」こと、ありますよね。職場の先輩や友人から勧められて「ステキ女子により近づけるわ!」とヨガやエステ、英会話やパソコン教室等を始めることや、一念発起して資格やネット関係の勉強を始めること、...

言葉よりもイメージに強く反応

2つ目に、言葉よりもイメージ、つまり画像や映像の方が強く反応できます。
たとえば、UFOを見たという人がいたとして、AとBどちらの方が信じられそうでしょうか?

A

UFOを見たんだ!
大きさはこんなで、色はこんなで、形はこんなで、光っていて――!

B

UFO出たから慌てて動画撮ったよ~観てこれ!

Aが嘘をつくような子ではなくても、証拠を見せてくれるBの方が「えっUFOって実在したの」と思いやすい気がしませんか?

Seeing is believing.」とか「百聞は一見に如かず」とか、国は違えど昔から言われています。
それも、人から教えられたことより自分が見たり聞いたり体験したことの方が強いインパクトを覚えるからだと言えるのではないでしょうか。

なのでもし、目指しているものや場所等が実在しているものであれば、写真を用意してみると「なりたい像」がより鮮明になって、叶いやすい環境を整えられます。

目標を達成しようとする時は数字ではなく、考えるだけで思わず興奮してしまうぐらいのシーンを 想像することが大切です。

例えば英語を習得したいならTOEIC800点、というように数字を目標にする人は多いのですが、数字を獲得することに本当の意味でワクワクする人はすごく少ない。
それよりも英語を使ってかっこよくプレゼンをする、ディベートする、海外のクライアントを獲得するといった自分がドヤ顔できるシーンを想像したほうが、断然勉強にのめりこめるはずです。

「これは絶対にやりたい」という気持ちは強い推進力になります。

『突き抜ける人は感情で動く 結果を出すためのメンタルと行動力のつくり方』

感情(+-問わず)がこもったものに強く反応

3つ目に、より感情が動いたものを意識するということ。
先ほどの引用でも「考えるだけで思わず興奮してしまう」とありましたよね。
そのくらい感情が動いてワクワク出来たなら、力強く思い描いたイメージへ近づけます。

ただ、この「感情が動いたもの」というのが曲者で、強い感情であればポジティブネガティブかは関係ないのです。

生物としての本能か、ほっこりとするポジティブなことよりも、鮮烈なネガティブなことの方が「次こんなことがないように避けなければ!」と印象に残りやすい気がします。
ただ脳に強く刻まれた方へと進んでしまう、ということは――ネガティブなことが遭ったとしても、印象に残りやすいのがそっちだとしても、意識して自分の進みたい先を考えていかなければ大変ですよね。

想像するだけでワクワクしてくることに思いをはせて、実現していきましょう。

もも海
もも海

2つ目の特性と合わせて、ワクワクな状況をイメージしやすいものを用意するのも気分が上がりそうですよね。

頻繁に繰り返されたものに反応

4つ目の特性として、「繰り返されたものはそれだけ大切と判断」します。

大事なことだから○回言った

なんて場面ありますよね。
同じ台詞を繰り返されても覚えられるかは別として、何度も強調して伝えようとしていたことがあったことは印象に残るはずです。

それと同じように、たとえば待ち受け等「毎日目にする機会があるところ」へ良いと思うものを置いて、毎日眺めたら、自然とそちらの方へ無意識も向かいます。

もも海
もも海

逆に、「だから私はダメなんだ」なんて呪いの言葉を繰り返したら、それが潜在意識に届いてしまいます!
長所に言い換えたり気分を切り替えたりして、良いと望むものを繰り返しましょう

新しい知識も、一度見ただけでは覚えきれなくても、何度も見るうちにいつの間にか自分のものになっていた、というご経験はありませんか?
特に、同じ知識へ(週に数回といったように)間隔開けず触れると、記憶に定着しやすいです。
記憶に定着して自在に取り出せるようになれば、血肉になった(潜在意識まで浸透した)と言えるでしょう。

リラックスしている時に働きやすい

5つ目に、潜在意識はリラックスしている時に働きやすいです。

想像してみてください。
バッチリ目が覚めて集中している時、顕在意識が強力に行動や考えを制御できますよね。
反対に、寝起きで二度寝しそうな時や寝入る直前といったまどろんでいる時、一息入れようとお茶を飲んでホッとした時は、顕在意識そこまでしっかり働きません。

顕在意識が少し休憩モードになった時に見たもの・考えたもの。
それらは潜在意識に届きやすいと言えます。

だからこそ、頑張ってバリバリやっている時よりも、ほっこりしている時に
「あぁ、やっぱりあれが叶うと嬉しいなあ」
と想像して楽しむと、早く潜在意識に届きそうですよね。

深いレベルで他人とも繋がっている

最後6つ目のタイトルに、「えっ」と驚かれたかもしれません。

潜在意識って自分の脳みその話じゃないの? 他人??

と疑問に思われた方もいるでしょう。私もそうでした。
ただ、多分貴方も感じたことがあるはずです。

不機嫌そうな人と同じ空間にいる、居心地の悪さを。

もも海
もも海

いつも不機嫌な人や、いじめをしてしまうような人がいる職場。
そういった環境だと、雰囲気が悪いだけではなく、仕事に集中できない人が結構な割合出てしまい、作業効率や売上等にも影響を与えてしまうそうです。
自分の人生に不満があると、他人へとやかく口出ししてしまう傾向にあります……。
なので、なるべく関わる人を「いいな!」と思える人ばかりになるよう、環境を選んでいきたいですよね。

深いレベルで繋がっているからこそ、イライラしている人の近くにいると自分まで落ち着かなくなったり、熱血な方の熱意に感化されて「頑張ろう!」と自分までやる気が出たりするのです。

もちろん、誰かから影響を受けるということは、貴方も誰かへ影響を与えていることになります。
特に、自分の中で強烈に描いたイメージは、誰かに伝わっていくのです。

社長がある日「会社を大切にしよう! トイレ掃除を自分でやろう!」と決める
自発的に毎朝せっせとトイレ掃除
→しばらくすると、徐々に社員たちも感化されて各々掃除を毎朝するように
→「みんなで会社を綺麗にしよう」と美化意識が共有できた――。
そんなことが実際にあったそうですね。

その話とは対照に、「トイレ掃除をみんなで交代してやろう」と思いついた社長
→みんな不満たらたらでイヤイヤ掃除
→美化意識は共有されなかった(社長の自己満足で終わった)という話もあります。

影響されたとしても、自分がやろうと決めるのが大切ですよね。

まとめ

いかがでしょうか。冒頭の顕在意識との対比も合わせて振り返ってみるとこんな感じです。

  • 潜在意識が95%で、習慣感情を生み出している
  • 変化を嫌うのですぐには変えられない
  • 言葉よりイメージに強く反応
  • 感情(+-問わず)がこもったものに強く反応
  • 頻繁に繰り返されたものに反応
  • リラックスしている時に働きやすい
  • 深いレベルで他人とも繋がっている

なのでもし、「今日から〇〇するぞ!」と決めたことがある場合はぜひ参考にしてみてください。

よりステキな未来に向かって一歩ずつ進んでいきましょう!

もも海
もも海

最後までお読みいただきありがとうございました!

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